左右分離型ヘッドホンについて。
おおよそ AirPods が発売されたことで一挙に広まって、いろんな商品が次々とリリースされるようになりました。
しかし、バッテリーを小さく軽くしないといけない都合上、あまり長い時間は使えません。
たいていのヘッドホンは収納ケースに充電機能がついていて、中には「ケースと一緒に持って歩けば長時間使える」って触れ込んでるものもありますが・・・ケースに入れて充電してる間は「使える」とはいえませんね。
じゃあどうすんの？っていうと
２組用意して交互に使えばいいのです（乱暴）。
でも分離型ヘッドホンはまだお高いです。
わりとスタンダードといっていい AirPodsが ¥16,800 (税別)です。
SONYやBOSEあたりのものは２万円台中盤からです。
安価を売りにしてるものでも１万を切る程度のものがほとんどです。
新しいジャンルの商品なので仕方ないといえばそうですが、そんなもの２つも買うのはキツイ。
で、今月発売されたのがこれ
ビックカメラから発売された「左右」。
とりあえず名前がいいですね。左右。分離型として納得できてインパクトのある名前です。
検索しづらいことこの上ないですが。
¥4,980(税別)ということは、AirPods(¥16,800) の代わりにこれを３組買ってきてローテーションすれば、連続使用時間で AirPods に圧勝できるって寸法です。
（交換中のわずかな時間は実用上差し支えないものとして無視）
そして、「左右」の元のプロダクトらしきものがこちら。
「左右」と同じもののようですね。
こちらの刻印は「Ｌ」「Ｒ」なので、充電ケース内の刻印と矛盾しません。
（「左右」も充電ケースの中はＬＲになってるみたいで・・・）
さらにお安い ¥3,399(税別)ですから AirPods(¥16,800) の代わりに４組でローテーションが組めます。さらに奮発して ¥200 ほど足せば５組いけます。
さすがにそんなにいらないと思います。
「左右」との違いは「Ｈ hidari」「Ｍ migi」でなく素直に「Ｌ」「Ｒ」の刻印になってることで、正直ヘッドホンの刻印としてはこっちの方が慣れててわかりやすいです。
「左右」のコンセプト全否定するようで申し訳ないですが、実際ＬＲでいいです・・・。
音質的には高温の澄みが足りない感じもしますがその代わり低音が薄いということもなく。値段なりに「良い！」とまでいいませんが特に不満ではない音を出してくれます。
左右分離型の利便性っていう大きな価値がまるっとプラスされるって思えば、かなりのコストパフォーマンスと言っていいです。
１つ買って左右分離型の使い勝手を体験してみる のもアリですし、
ヘビーに使う人は２つ買ってローテーションする のもアリだと思います。２万以上するモノではなかなか真似できない使い方です。
ちなみに、
左右分離型の最大の利点って、たぶん、マスクとか眼鏡と互いに邪魔にならないことです。
花粉症の人には左右分離型、まじ超オススメ。
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