PS3でもあったタイトル「ワイプアウト」。
ゲーム内容的には「F-ZEROの世界観でマリオカート」
レーシングゲームだけどSFなのでわりと物理法則よりもスピード感とか爽快感重視な感じ。
ステージによっては妨害もアリ。
正直これといった特徴も感じられず…PS3版はPSNのトラブルの補償で無料で入手しちゃったこともあってあまりプレイしてなかった。
それが…
PlayStation VR 完全対応！に無料アップデート。
グランツーリスモとかはVR用のモードが１つあるだけで「VRでも体験できる」程度な感じだったけども
ワイプアウトは全部がVR対応。VRだけでゲームのすべてをプレイできるわけですよ。
しかもユーザーからの評判もかなりよい。ＶR対応で大化けしたとのこと。
で、プレイ開始。
コックピット視点自体は他のゲームでも見慣れてきてるので、初めてVR体験したときほどの感動は無し。しかたないけど、こうして慣れてっちゃうのかなー
レーススタートすると、グランツーリスモやDRIVE CLUB VRとは明らかに違う体験。
まずとにかくバンクする。つまり進む方向を軸に容赦なく回転する。
さらにSFな世界観なので物理法則とかねじ曲げたフリーダムなコースで、ステージによってはジェットコースターのようにうねったコースも。
というかほとんど真っ直ぐには走らない。
そして、どれだけスピード出してても曲がれてしまうコーナリング性能。ハンドル操作で旋回が間に合わない場合でも、左右独立したエアブレーキでさらに急カーブができる。
どんなコーナーでもスピード感は殺がれず、強引にグイグイ曲がって一瞬で横に流れる視界。
こんなんでVRとか確実に速攻酔うわ！……と思いきや、そこは念入りにチューニングしてあるのか、連続してプレイしてても全然負担がない。すごい。
徒歩移動なスカイリムVRでは速攻で酔った（脳が悲鳴をあげた）のに、ぐりんぐりん回りまくるワイプアウトは大丈夫。
酔うってそんな単純なことじゃないんだねえ。。
今時のリアル調レーシングゲームは車に詳しくないとメニュー項目やステータスなんか見たって全くわからないし、ゲームしてる感じよりもシミュレーターで訓練してる感じ。
つまり、元々クルマに興味がないといけない。でないと楽しく遊べないようになってる。
それはそれで需要はあるのだろうけど、誰でも遊べるものも欲しい。
ワイプアウトはその点とても優れてると思えた。
これは継続して遊べそうな予感。
＃背景にチラホラ出てくる「反重力」のカンバンがなんか好き
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