カニマン VS メカモンキー on Steam (¥298)
「アミューズメントメディア総合学院」の学生作品。見た目からしていかにも学生作品。
個人的にはすごい既視感があって、学生作品というものが醸す雰囲気は、いつの時代にも変わらないのかもしれない。と思った。
要約すると、
・仲間を茹でられた蟹が猿に復讐を挑むお話
・モチーフは言わずもがな、でも蜂と牛糞とオニギリの出番はない。柿はカニが自分でいただく。
・基本的に敵(メカモンキー等)を殴打して足場から叩き落とすゲーム
・攻撃のバリエーションはさほどない
・敵のバリエーションはもっとない
・フィールドの形状や障害物が変化する(40ステージ)
正直これだけだったらまず間違いなく紹介には値しなかったと思う。しかしSteamストアには今現在も「おすすめ」のレビューしかない。
ゲーム序盤は Steam ストアページに掲載されてる動画のうち2つめ
日本の昔話モチーフにふさわしく、若干和風の楽器を使ってなくもない、セイヤッ セイヤッ セイヤッ セイヤッと小気味の良い COOL なナンバーを BGM にしてメカモンキーと戦う。
なお、だいたいジャンプ攻撃でどうにでもなる。
猪のごとく突進を繰り返してくる四つ足(ワンワン言ってるから多分メカドッグ)は泡攻撃1発で消滅するので楽。わたしはゲーム終盤でやっと気がついて"うおおお"ってなった。
だんだん慣れて無心にメカモンキーをハジキ出す作業になってきたあたりで、BGMが怪しげなものに変化する。ここに貼れる動画はないけど、 Steam ストアに掲載された1番目の動画のBGMがそれ。
♪サルっとカーニー サルっとカーニー サルっとカーニー
さーるーかーにー♪
これに切り替わると脳の変なスイッチが入る。
SteamのレビューでもこのBGMは絶賛?されてて、たぶんこのゲームが人の記憶に残ってるのはひとえにこのサウンドのおかげ。
惜しむらくは、ステージ選択で中盤からスタートしても、序盤のBGMのままスタートしてしまうこと。序盤の曲でウォーミングアップしてからサルっとカニらないと脳によくない、っていう作者さんの気遣いだと信じてる。
約300円。
Steamストアのレビュアーのプレイ時間がみんな1時間くらいなので、300円で1時間くらい無心にサルをハジキ出してみたいなら、購入してみてもいいと思う。
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